2025年8月1日金曜日

生理のお腹の痛みに悩んでいませんか? 生理中の不調を乗り切るヒント

event_note8月 01, 2025 editBy ゆるい。東京キュレーション大学 forumNo comments

 お腹の痛みに悩んでいませんか? 生理中の不調を乗り切るヒントをお届け

「また、あのツライ時期がやってきた…」。そう感じている女性は少なくないはず。毎月訪れる生理中の不調、特に下腹部の痛みは、気分も体も重くしますよね。今回は、そんな生理痛のメカニズムから、毎日の生活に取り入れやすい食べ物や習慣まで、心地よく乗り切るためのヒントをご紹介します。


なぜ、生理中はお腹が痛くなるの?

生理痛の原因は、主にプロスタグランジンというホルモンにあります。子宮は、役目を終えた子宮内膜を剥がして体外へ排出するために、このプロスタグランジンを分泌します。これが子宮をギュッと収縮させるため、下腹部に鈍い痛みや、ときには突き刺すような痛みを感じるのです。

また、若い女性や出産経験がない方は、子宮の出口(子宮口)が狭いこともあり、経血がスムーズに排出されずに痛みを強く感じることがあります。

※小ネタ|ちなみに。この「プロスタグランジン

プロスタグランジンという名前は、発見当初、精液や精嚢(prostate gland)から見つかったことから、前立腺由来と考えられその英語名である「prostate gland」にちなんで名付けられました。

しかし、その後、精液だけでなく、様々な組織や器官で生成されることが分かり、誤解であることが判明しました。

プロスタグランジンは、アラキドン酸などの不飽和脂肪酸から生合成される生理活性物質で、炎症反応や血管の拡張・収縮、血小板の凝集など、様々な生理作用に関与しています



痛みは大きく2つのタイプ

痛みには大きく分けて2つのタイプがあります。

  • 機能性月経困難症 子宮や卵巣に明らかな病気がないにも関わらず、プロスタグランジンの分泌量が多いことなどが原因で起こる痛みです。

  • 器質性月経困難症 子宮筋腫や子宮内膜症といった病気が原因で起こる痛みです。鎮痛剤が効かない、痛みがどんどんひどくなる、といった場合は、病気が隠れている可能性もあるので、一度婦人科を受診してみましょう。


痛みを和らげる、今日からできること

生理中の痛みは、できるだけ早く対処することが大切です。我慢せずに、自分に合った方法でケアしてあげましょう。

1. 体を内側から温める

体が冷えると、血行が悪くなり、痛みが強くなることがあります。温かい飲み物カイロをお腹や腰に貼ったり、ゆっくりと湯船に浸かったりして、体を温めましょう。血行が良くなることで、痛みが和らぎやすくなります。

2. ツボを刺激する

手軽にできるツボ押しもおすすめです。足の内くるぶしから指4本分上にある「三陰交(さんいんこう)」というツボは、血行を促進して生理痛を和らげるといわれています。少し強めに押したり温めたりしてみましょう。

3. 痛みがひどいときは鎮痛剤を

無理に我慢せず、市販の鎮痛剤を飲むことも有効な方法です。ポイントは、「痛くなりそう」と感じたときに早めに飲むこと。プロスタグランジンの分泌を抑える効果があるため、痛みが本格化する前に飲むことで、より効果が期待できます。


生理中の体にやさしい食べ物、避けた方がいい食べ物


積極的に摂りたいもの

  • 体を温める食材:しょうが、ごぼう、にんじん、かぼちゃなどの根菜類

  • 貧血予防に:レバー、ほうれん草、あさりなどの鉄分

  • ホルモンバランスを整える:納豆、豆腐、豆乳などの大豆製品

  • 鎮痛効果も:DHA・EPAを多く含む青魚(アジ、サバ、イワシなど)

控えめにした方がいいもの

  • 体を冷やすもの:冷たい飲み物、アイスクリーム、生野菜

  • 刺激物:唐辛子、香辛料

  • 塩分・糖分・脂質の多いもの:お菓子、インスタント食品、ファストフード

生理中は、心も体もデリケート。無理をせず、自分の体をいたわる時間を大切にしてくださいね。

もし、「いつもの生理痛と違うな」「痛みがどんどんひどくなっている気がする」と感じたら、一人で悩まずに婦人科を受診してください。適切なアドバイスをもらうことで、安心につながります⸜(●˙꒳˙●)⸝

番外編|レディースweek 密に関わる ホルモン 【プロラクチン】とは?

プロラクチンとは、脳の下垂体から分泌されるホルモンで、
「特に女性においては乳腺の発達や母乳の分泌を促す役割」で知られています。
しかし、
その作用は母乳分泌だけにとどまらず、
「排卵の抑制」や「男性の性機能」にも影響を与えることが知られています。

<プロラクチンの主な働き>

乳腺の発達と母乳の分泌:
妊娠中や出産後に乳腺の発達を促し、母乳の分泌を促進します.

排卵抑制:
プロラクチンは排卵を抑制する働きがあり、妊娠を維持する役割も担っています.

性腺機能の調節:
プロラクチンは男性の性腺機能にも影響を与え、分泌過剰になると、性欲の低下や勃起不全などの症状を引き起こす可能性があります.

<プロラクチンの分泌と調節>

プロラクチンと不妊:
プロラクチンが過剰に分泌されると、高プロラクチン血症となり、月経不順や無月経、不妊の原因になることがあります.
高プロラクチン血症は、不妊治療の検査項目の一つとして重要です.

その他:
プロラクチンは、哺乳類だけでなく、両生類や鳥類など、様々な動物の行動に影響を与えることが知られています.
プロラクチンは、幸福感や愛情に関わるホルモンであるオキシトシンと密接に関わっています.

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